リアバンパーの交換方法です。
以前、備北の1コーナーで崖に登ったときにボロボロになってしまいました。ぞれ以前からボロボロだったかもしれませんが、形状にトドメを刺しました。純正のウレタンバンパーなのでバラバラになったりはしませんが、穴開いてたりすると・・・せっかくの高級車が台無しです。
ヤフオクでバンパーとガーニッシュを購入して交換です。
- 難易度
- ★☆☆
- 所要時間
- 1h
リアバンパーはボディに直接くっついてるんではなく、バンパーの中にレインフォースがあり、それを介して固定してあります。
余談:レインフォース(reinforced)は鉄筋コンクリート(reinforced concrete)の鉄筋を指します。コンクリートは圧縮強度はありますが引張りには非常に弱いです。曲げ荷重は内側が圧縮、外側が引張りとなる荷重なので、当然曲がりにも弱くなります。建築物ですと上から、柱は圧縮・梁は曲げの荷重が加わっています。地震の時などはS波は横揺れを生じますので柱にも曲げの荷重が加わります。ので、引張り強度を出すために鉄筋を入れます。鉄筋に定着したコンクリートは、コンクリート単体では得られない強さで柱や梁を構成します。バンパーはそれ自体では強度と呼べるようなものは有していません。事故のダメージなどを考えると、直接当たる部分は柔らかい方がいいんですね。昔は金属バンパーだったのが樹脂バンパーに変わったのはこの辺の理由からです。カンガルーバーの自粛も同様の理由です。で、フニャフニャの部材では風圧などで形状を保てず、取れてしまう可能性もあるのでレインフォースが入ってます。当然、強度を有しているのはレインフォースなので、レインフォースを車体に固定しないと無意味です。
レインフォースは左右各4ヶ所(計8ヶ所)でボディに留まってます。バンパーの端決めにフェンダーで左右各2ヶ所(計4ヶ所)でボディに留まってます。
バンパー止めてるビスは、フェンダー内と下の2ヶ所共、他の部品を外すことなく解けます。しかし、フェンダー内のビス用のファスナーが、バンパーのルーズホールに頭を入れているため、バンパーとフェンダーの間のアテ板を取らないとバンパーを外せません。
レインフォースは牽引フック2ヶ所、その外側2ヶ所で止まってます。運転席側はマフラーが有り外しにくいです。純正マフラーだとタイコがでかいので、更に作業が面倒かな?