うちのロードスターには純正で油圧計が付いています。
NA8以降は油圧スイッチがアナログで表示されます。油圧が閾値以上に有るか無いかを表示しているだけですので、油圧の変化までは分かりません。NA6は油圧計ですので、油圧の変化まで分かります。
油圧の変化でオイル管理をするという目的であれば問題ないのですが、「今どれだけ油圧がかかっているのか」を見るにはあまり適していません。
個体差については不明ですが、うちの車ですと3kgf/cm2を越えた辺りから誤差が大きくなります。アイドリング時は2kgf/cm2程掛かっているのですが、この辺は問題ないようです。
ということで、走行中のコンディションを管理するには向いてないに違いないという理由をつけて大森の油圧計をつけてみました。
しょう。
私はエレメントを移動してますので、オイルブロックから油温・油圧を取り出してます。油温センサーはブロックにそのまま取り付けられますが、油圧センサーは大きいためそのままでは取付できないようです。ので、テフロンメッシュホースが同梱されています。ブロックへホースを繋ぐときに少しオイルが漏れます。大半のオイルはオイルパンへ落ちているはずですが、エレメントの中に残っている分が落ちてきますのでブロックについているプラグボルトを外す際には、オイル受けを用意しましょう。
センサーはセンサー用のブラケットがついてきますので、これを附属の2.6mmのタッピングビスで適当なところへ固定します。私は、配線固定用のブラケットが手ごろなところに有ったので、これを利用しました。
ボディに直接取り付けることも考えたのですが、スッカラカンな、うちの猿人ルームでもドリルが上手く入らないため諦めました。
装着位置はチャコールキャニスタ−の下になると思います。分かりにくいですが、下の写真の真中ちょっと上よりに、油圧センサーが付いてます。センサーとホースを繋ぐカップリングがあるのですが、センサー側にはシールを巻けと説明書に書いてあるので、ちゃんと巻いておきましょう。ホースの両端はシールの必要は無いようです。
センサーから出ているケーブルを運転席前のグロメットから室内へ引き込みます。オーディオの配線からアクセサリーとイルミネーション、アースを取り出して電源接続用のケーブルにギボシを取り付けて接続します(詳細略:ただの手抜きです)。
で、こんな感じでメータを取り付けました。
大森の3連用パネルで取り付けてます。
左から油温・水温・油圧計です。