Freedom DRS-DrifterRoadster-


Last Modified: 06/11/2003 18:27:01

Freedomについて

ご存知の方も多いと思いますが、いわゆるフルコンですね。
大きく分けて、車の電子制御のいらい方には3種類あると思います。
  1. サブコン
  2. ROM書換
  3. フルコン
AFCとかITCのようなサブコンもあれば、トラストのe−manageのようなフルコンに近いサブコンもあります。ROMの書換は、噴射量マップなどのパラメータを書換る方法ですね。フルコンは制御するコンピュータを全く別の物に替えてしまう方法です。
エンジンの仕様が大きく変更されていないのであれば、一番良いのはROMの書換だと思います。基本的にはパラメータを変化させるだけですので、信頼性が高いと思います。
AFCとかITCは疑問に感じるところがありますが、e−manageは面白そうですね。価格的にも魅力的ですし。
フルコンのメリットは何でしょう??
制御方式の大幅な変更やデータの書換が容易であることがフルコンのメリットです(それをするためにフルコンを作るのですが)。ROMチューンでもプログラムの変更まではしませんから、制御方式の変更にまでは容易には対応しきれないわけですね。データの書換もフルコンであればパソコン繋ぐだけですが、ROMだと焼きなおさないといけません。パソコン繋いでROMの書換が出来る様な追加基盤を作れば話は別ですが。
ノーマルにはノーマルの良いところがあります。悪いところもあります。リスク&プロフィットと自分の求める物が一致するか・・・もう一度考えてみましょう。

で、Freedomの特徴は、
Dジェトロ制御
エアフロを取っ払って、吸気管の圧力と回転数によりシリンダーの充填効率を求めます
仕様がわりとオープン
別売りのケーブルでパソコンと繋げば、ほぼ全てのパラメータが変更可能です(うんたらディーラでなくともOK)
学習機能がある
純正O2センサでは時間とガソリンの無駄でしたが高級空燃比計を使えば多分賢くなると思う
パッと思いつくのはこれぐらいです。
4連にしようと思ったら、F−CONかFreedomになるのかな?
パワーFCもFCコマンダーなんかで遊べそうで面白そうですね。
フリーダムもワンダースワンでセッティングやモニターが出来るようです。イグニションでワンダースワンの電源が連動できれば良いのに・・・出来るのかなぁ?
ユーザーにとって非常に弄いやすいコンピュータということで、フリーダム・・・おすすめです。

Freedomの取付

取付作業中の写真がありません。ごめんなさい。
車屋さんで場所をお借りして取付けましたが、1日仕事でした。最後は日も暮れてきたので手伝ってもらったりもしました。
101の4連とフリーダムの取付けです。作業の流れとしては・・・
  1. 最初は説明書を読みましょう!!
  2. 続いて部品の確認!!(車が動かないので調達しに行けないという悲劇は避けましょう)
  3. 中古のセンサー・補機類(バキューム・吸気温・スロポジ・ISCV)を使用するときは正常か確認できるとベターですね
  4. ボンネット開けて良く眺めましょう・・・仕上がりイメージがつかめたら(バキューム・吸気温センサー・ISCVの取付け位置も考えといてね)
  5. 101の4連から不要な部品を取っ払います
  6. ブレーキマスターバックのバキューム取りだし位置を変えます(クラッチのレリーズシリンダーが邪魔で3回ぐらい付けなおした・・・)
  7. B6用レギュレータを取り付け穴をルーズホールに加工して取付
  8. 使わない配管がたくさんあるのでフリーダムのキットに附属のプラグで塞ぎます
  9. インマニとアダプターを合体します(製品の精度的にかなりずれてることがありますので、一番納まりの良いところで本締めしましょう)
  10. フューエルリッドを開けてタンク内を大気圧にしておきます(閉まってるとタンク無いの圧力が上がってガソリンを噴きやすくなるため、燃料配管が弄いにくいです)
  11. 燃料配管を外すとガソリンが出てくるので煙草を吸ったりしないようにしましょう
  12. キャブを取っ払います
  13. マニセットをエンジンに取付けます(マニのガスケットには水漏れ防止に液体パッキンをヌリヌリ)
  14. あまり野放しにしておきたくない燃料配管を繋ぎます
  15. 繋ぎ難いブレーキマスターバックの配管を繋ぎます
  16. 割と太いので取りまわしに難儀するISCVの配管を繋ぎます
  17. センサー・補機類を最初のイメージを修正しながら取り付けます
  18. 機械的にはくっついたので一服しながら4連に見とれてください
  19. ここからはフリーダムの取付けになります
  20. 助手席足元の内装を剥がして純正ECUとフリーダムを入れ替えます
  21. バキュームセンサー・吸気温センサー・スロポジセンサー・インジェクタ・パージソレノイド・ポンプ制御を繋ぐ配線をします(電気配線は間違えると追いかけるのがとても面倒なのでしつこいぐらいに注意して作業しましょう&配線は十分な容量のあるものを使用しましょう)
  22. エンジン仕様にあったデータをフリーダムにセットすれば完成
前から見たとこ 上から見たとこ
アクセルのリンケージ 燃圧のレギュレータ
吸気温センサー バキュームセンサー
エアフロのカプラ-があった部分の配線 フリーダムの取付け状況
カプラーは要らなくなるので取っ払ってしまいましたが、カプラーオンで取付けが可能であれば簡単なのになぁ・・・間違いも減るし。