エンジントルクダンパーの取り付け DRS-DrifterRoadster-


Last Modified: 04/06/2003 01:44:04

はじめに

エンジントルクダンパは、エンジンとボディを繋いでやることによりエンジンの不要な動きを規制しよう・・・というコンセプトの物です。
エンジンかけてボンネット開けて、アクセルワイヤーを手で引っ張って回転す上げると、エンジンて結構動いてます。キャブ車でシンクロ取れてないときも結構揺れます。
走行中はどのぐらいエンジンは動いてるのでしょう?
エンジンが発生したトルクは、クラッチ・ミッション・ペラシャ・デフ・ドラシャ・ハブ・タイヤと伝わっていきます。エンジンは力を発生しているのですから、当然どこかに反力が存在します。エンジンとボディを繋いでいるエンジンマウントがその反力を受け止めています。ロードスターの場合ブロックの下のほうに二箇所だけですから、このブロックを支点・クランクシャフトを力点としてエンジンが動くと思います。その動きをエンジンの上部で規制しよう・・・ということですね。リジットに接続すると振動などが直接伝わるのでボディやエンジンの強度的にもよろしくないです。ということでダンパが付いてます。ところがエキマニの真上ですから結構熱いです。油入だと油がへたるのそうなので樹脂の摩擦を利用したダンパになってます。

工具

必要となる工具は次の物です。
メガネ・ソケットレンチ・スパナ・アーレンキー(六角レンチ)
スパナ以外はセット物のサイズで大丈夫です
アッパーを止めてるナットを緩めますので、精度の良いメガネが欲しいです。 トルクダンパーの締め込みようのスパナは結構大きい物が必要です。

ボディ側

ボディ側ブラケット
アッパーマウントを止めている2個のボルトを緩めます。
取付用のブラケットをタワーバーの下に入れ、軽くナットを締めておきます。
キノコパワーが付いてる場合、干渉して付かないこともあるみたいなのでご注意下さい。私の場合、なぁ〜〜〜にも無いです。

エンジン側

エンジン側ブラケット
エンジン側のブラケットは、吊り下げ用のフックと共締めアンド空いてるボルト穴に附属のボルトで仮止めします。

調整

エンジン側ブラケット
ボディ側・エンジン側のブラケットが付いたら、プリロードの調整とダンパ長の調整を行います。
全部ばっちり合いましたら、ダンパをブラケットに取り付けて、全て本締めしときましょう。
取付はかなり簡単です。10分ぐらいで付くと思います。