エンジンオイルの交換 DRS-DrifterRoadster-


Last Modified: 04/06/2003 01:43:52

はじめに

大手のカー用品チェーンであれば「オイル会員工賃無料」とか、ディーラーなら洗車までしてくれたりしますので、自分でやるメリットは皆無と言えるのがオイル交換でしょう。
それでも自分でやるという人がやっぱりいるんですねぇ・・・ナニ考えてるんでしょう・・・私のこと?
ところで、オイルの交換周期はどのぐらいが適当なのでしょうか?
エンジンの生命線とも言えるエンジンオイル、これの寿命というのは走り屋君であればやはり気になるところですね。私の場合、暖気後アイドリング状態で2kgf/cm2を下回り始めたら交換しています。
で、あとはどのオイルを選ぶか?ですね。
何でもいいと思いますが、高々3・4千円をケチったがためにエンジンブローなんて嫌でしょ?保険みたいなものですから良いもの使いましょう。まぁ、上を見出すと限が無いのではありますが・・・。
添加剤は嫌いだから入れません。100%化学合成であればそれ自体添加剤みたいなもんとちゃうのん?5千円のオイルに千円の添加剤入れるぐらいなら、最初から6千円のオイルを買う。添加剤でパワーアップとか怪しいと思いませんか?フリクションが減って軸出力が増えてるんだと思うんです。フリクションを減らすにはどうしたら良いか?
オイルの粘度を下げれば良いということになると思いませんか?それってメッチャ危ないやん。粘度が下がれば油膜が切れるからピストンやメタルの焼きつきにつながるんですねぇ。
小さな傷を埋めるなんてのもありますね。シリンダのホーニングまで消えたらどないすんねん。ブラックメタルの凹凸が消えるのも困るやんけ。そういえばホンダエンジンはブラックメタルみたいなのを使ってましたね。
自動車メーカーや石油メーカーは燃費改善やエミッションの低減に必死になっていると思いますので(でないと将来車を売れなくなりますから)わざわざ添加剤を入れる必要は無いでしょ?
ということで添加剤は使いません。

工具

必要となる工具は次の物です。
道具
ソケットレンチもしくはメガネ
19です。一般的なサイズですね。スパナ(口の開いたやつ)はお勧めしません。
ジャッキ
車載のジャッキで事足ります
ウマ
車を上げて下に潜るときは絶対にウマに乗せましょう
オイルドレンパン
エンジンオイルを抜くときの受け皿です
エンジンオイル
お好みでどうぞ
SUNOCOのX−POWERが最近のお気に入りだったのに・・・置いてない・・・。
廃油処理方法
私はダンボールで箱を作ってビニール袋を入れて新聞紙詰めてます
不職布は油の吸いが良いそうですが、新聞なら家にあまってるのでこっちを使ってます
お金持ちな方は廃油処理箱を買いましょう
金持ちは店でやってもらうような気もしますが、それ以前にこんなページ読まないですね
ひがみと偏見が入ってるような・・・(^^;

ジャッキアップ

運転席側のフロントをジャッキで持ち上げます。ジャッキは倒れる可能性があるので、下に入るときは必ずウマを設置しましょう。
ジャッキアップ
ジャッキアップの高さは、オイルパンのドレンボルトが緩めることが出来て、その下にドレンパンを置けるだけの高さで大丈夫です。多分、ウマが入る高さなら全然問題ありません。
ドレンボルト

抜き取り

ジャッキアップできたら、ボンネット開けてオイルフィラーキャップを外します。これを開けておくことによって、空気が入りやすくなり、オイルが抜けやすくなる・・・はずです。
ドレンボルト
ウマを掛けたら、ドレンパンをドレン付近に敷いて、ドレンボルトを緩めます。結構な勢いで出てくるのでOBしないように注意しましょう。
抜き取り
緩んだら手でも回りますので手で緩めてもいいのですが、軍手は使用しないほうがよろしいです。エンジンが完全に冷えてるときは軍手でもいいのですが、油温が高い時は軍手にオイルがつくと火傷しますので危ないです。
ドレンボルトを適当に緩めてドレンパンに落としても良いのですが、捜索が大変だったりしますので、押さえながら緩めてボルトを横に逃がすとあまり手にオイルも付かずボルトも落としません。あ、出来ればアルミのワッシャー状のパッキンも一緒に持っておきましょう。
ジャッキを上下させて、傾いて溜まっているオイルも抜くようにします。
オイルが抜けたら、ドレンボルトを取り付けてジャッキから車を下ろします。

注入

続きまして、先ほど開けておいたフィラーキャップからオイルを注入します。
レベルゲージ
レベルゲージで注入量に注意しながら入れましょう。EからFの間にあれば良いのですが、私はいつもFまで入れます。横Gがかかったらとき考えながら入れるとつい・・・。
オイル量
エレメントも替えるときはエレメントを外して取り替えます。エレメントはキツク締めこんで取り付けると外すときが大変です。軽く手で締めてるだけですが、案外漏れません。
エレメント用のレンチがあれば簡単ですが、無ければ手で回しても緩みます。手でダメなら貫通ドライバを叩きこんで、これで緩める方法もあります。
エンジン停止してしばらく時間がたてば、エレメント外してもエンジンからオイルは漏れてきません。ただ、エレメントの中にオイルが溜まっていますので、こぼさないように注意しましょう。私の車はエレメントが引越ししてますので参考にならないため、写真は無しです。

完了

ドレンパンのオイルを処理して、エンジンルーム内の忘れ物点検、周辺のお掃除が済んだら完了です。とっとと試運転に行きましょう。
レベルゲージ見るときに使ったウエス等をエンジンルームに忘れることがあるようです。これすると、エンジンの熱で発火したりして危険なので、最終点検は怠らずに!!